私はダンスが踊れない

 劇場や映画館にいることが何よりも好きな私にとって、公演の稽古期間中は、なかなか自由にそうした場所に出かけられずに、欲求不満のたまってしまう時でもありま す。そんな私が最近観た舞台でお勧めだったのが、振付家・謝 珠栄さんの主宰するTSミユ−ジカル・フアンデーシヨンのダンス公演「SHOW UP! SYA U P!」(7月15日:新宿スペース・ゼロ)でした。
  その中で、何曲か振り付けをし、自身ダンサーとして素敵な踊りを見せていた野口 真佐代さんに、以前劇中のダンス・シーンの振り付けをお願いしたご縁で拝見した舞台だったのですが、いやあ、良かったなあ。
  もともと、フレツド・アステアを最高の芸術家の一人として尊敬する私にとって、ダンスは自分の人生になくてはならないものの一つであり、ダンサーは私にとって、神のごとき存在でもあるのです。
  公演終了後、ロビーでお会いした野口さんから、「あの曲は、1月に観た精四郎さ んの舞台からイメージしたのよ」と言われた時は何とも言えずうれしかったもので す。そんなふうに、影響を与え、また、与えられる関係って、とても良いものだとは 思いませんか。
  さて、そんな私なのですが、実はダンスが踊れないのです。その理由については、 次回ということで、乞う、ご期待。

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